関東地方の陶磁器
●笠間焼とは?
起源は18世紀後半、もともとは、鉄分を含んだ赤褐色の粘土を使用し、可塑性にすぐれているのでロクロによる成形技術が発達。
赤褐色の渋くて温味のある肌合いを持つ製品を産していましたが、
現在は、伝統工芸品から現代的クラフトまで、暮らしに根を下ろした生活用品を幅広く生み出しています。
又笠間は、頑固なまでに手作り本位な制作姿勢をとり続ける産地として脚光を浴びています。
古い歴史と文化の織りなす笠間は、意欲的なアーティストや若き陶工の競い集う制作の場としても注目されています。
それぞれの陶房から創り出される個性豊かな作品は全国的に高い評価を与えられています。
平成4年には国から伝統的工芸品(伝産法)の指定を受けました。
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