ロハス生活・生き方マニュアル♪ 新しい時代のライフスタイルと健康情報。
ナチュラル雑貨


木工品

伝統工芸品

●箱根寄木細工
箱根寄木細工は、色合いの異なる50種類以上の天然の木を使って作られ、その製品は箱、引き出し、盆、皿、茶托、小箪笥、装身具として主に使用されています。
現在、神奈川県の小田原市、足柄下郡箱根町で生産されています。
箱根寄木細工の特徴である矢羽根、三桝、乱寄木、ウロコ、剣花、紗綾形などの幾何学模様や茶や白や黒、黄や赤の色はすべて違う種類の木を組み合わせて表現されています。
それは多種多様な木々を擁する箱根の山が生み出した、精緻な工芸品であり美術品です。

箱根寄木細工は江戸時代後期に箱根山の畑宿で始められたとされ、初めのうちは乱寄木や単位文様による寄木細工が主流だったと言われています。
それが明治時代の初めに静岡方面の寄木技法が入ってきて、これが連続文様の小寄木として確立されました。
箱根は、緻密な手工芸の技法によって広く知られる、国内では唯一の産地となっています。




伝統工芸品A

●桐下駄
茨城県筑西市関城地区では豊富な桐材を使用、軽くて丈夫な桐下駄を産出しています。
入梅時から最低4ヶ月は乾燥させた材料を、本取りから成形、仕上げの磨加工まで数10工程をふんで、見た目にも美しい下駄に完成させます。

●一位一刀彫
岐阜県の高山市、飛騨市、下呂市を産地とするイチイという木を使った彫刻品。
茶道具や置物、お面などが作られています。
年輪が細かく、まん中が赤くて、外側が白いというイチイの木の特色を生かして彫刻されています。

一位一刀彫は、江戸時代末期、彫刻の名人といわれた松永亮長が飛騨地方の象徴であるイチイ材に根付彫刻と呼ばれる独特の彫刻を施したのが始まりと言われています。
それ以来、飛騨を代表する彫刻として、色をつけないで天然のイチイの木の細かい年輪、木目の美しさ、赤太と白太の色の違いなどを生かし、彫った跡を鋭く残すという独特の形がつくられ、現在に受け継がれています。
一本の木から作られる置物やお面のモチーフになるのは、干支の動物や仏像などが多く、これらの細かな表情が、約100本の彫刻刀を使い分けることによって表現されています。
一位一刀彫と呼ばれる所以とも言われる、「一刀一刀魂を込めて彫る」ということが迫力となって表れていると言えるでしょう。
また、年月とともに木の色が茶褐色にかわり、つやが出てくるというのもイチイの魅力です。
作られた時期によって、同じイチイという木でできているとは思えないほど色艶が違うのです。



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