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EM農法

■EMとは、

EMとは、Effective Microorganismsの略語で有用な微生物群という意味です。
EMは自然界から採種し、抽出、培養した微生物群。
EMは特殊な微生物ではなく、自然界に生息分布している微生物の中から、自然界を浄化する働きや物質を生合成を行う働きを持つ有用な微生物を、人間の手によって培養させた複合微生物集団を培養液としたもの。
含有される、主な微生物は、乳酸菌群、酵母群、光合成細菌群、発酵系の糸状菌群、グラム陽性の放線菌群です。
この中には、発酵食品などに利用されている微生物もあります。

EMは、沖縄の琉球大学農学部の比嘉照夫教授によって開発されました。
乳酸菌、酵母など人間にとって有効な微生物を善玉菌と言いますが、いろいろな性格の善玉菌を組み合わせることで、大きな効果をもたらすことを比嘉教授が発見したものです。

EM農法とは、上記の有用微生物群(EM菌)を使って土を健康にかつ活性化させ、土の中の微生物を豊富にして稲の細根が伸びやすく、育ちやすい環境を整え育てる農法で、病気、害虫の発生を抑える効果があると言われています。





■EMの良し悪し

●良いと言われている点
コンポストをつくる土地をもたない都会の人にとっては、生ゴミを処理するためのマニュアルがとても有効。
・慣行農法に慣れ親しんだ農家がよい堆肥の作り方を知らないために、EMぼかしを使用する(マニュアルに従う)と即効性のあるよい結果が得られる。
・EM農法を用いた商品を松居一代さんがTVで紹介して人気になるなど社会的認知が高い。
・誰でも簡単に扱えるので農業初心者に好評。

●悪いと言われている点
・EMは、自然界に存在する善玉菌を集めた複合微生物だが、沖縄で人工的に培養された菌が有効とは、言えない。
・菌は、その土地や、季節にあったものが自然に存在する為、沖縄で使用するにはとても有効だが、緯度、環境の違う地域では、その土地の菌の方が有用であろう。
・EMは、人工的に培養されたものであるため、適時加え続けなければ、働かなくなる。
・管理を怠ると腐る場合も。自家製の酵母で代用出来る。
・EMを使用することによってその土地の生態系を変化させてしまう可能性。
・EM自体は、購入しなければならないもので、作り方は公開されていない。
・EMという商品によって儲ける人が考えたビジネスモデルといってもよい。
商売がからむと広まるのが速いという典型では。

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