南ドイツのエックヴェルデン。森と草原に囲まれたこの地が、Dr.ハウシュカ化粧品のふるさとです。
製造元のヴァラ(WALA)社は、1935年に自然療法に基づく医薬品メーカーとしてスタート。
長年にわたる医薬品製造の技術と経験をもとに、1967年に化粧品の製造を始めました。
名前の由来は創立者ルドルフ・ハウシュカ博士から。
創業当初より経験豊かな医師や薬剤師、美容のエキスパートが製品の研究・開発にあたっています。
化粧品においても、医薬品と同じ基準で厳しい品質管理を行い、高品質を維持しています。
Dr. ハウシュカ化粧品は、天然の成分のみで作られています。
原材料となる植物は、バイオダイナミック有機農法あるいは一般有機農法で栽培された薬草や、野草の中から厳選。
長年の研究に基づいた配合の妙や、ヴァラ社独自の「リズム製法」により、人工保存料を使わずに品質の維持を可能にしたことは、じつに驚くべきことです。
Dr.ハウシュカ化粧品は現在世界40ヵ国で販売されています。
年齢や性別を越え、信頼できる自然化粧品として人々に親しまれ、高い評価を受けています。
ヴァラ社では、植物の生長を見守ることをたいへん重要視しています。
光と大地の恵みを受けて育つ植物は、私たち人間を癒してくれる存在だからです。
エックヴェルデンの自社薬草園では、バイオダイナミック有機農法により、庭師たちが丹精をこめて、150種類以上の薬草を育てています。
バイオダイナミック有機農法では、単に農薬や化学肥料を使わないだけではなく、健康な土壌を育てるために真心をこめて手入れします。
そうすると害虫に強く、生命力あふれる植物が育つのです。
Dr.ハウシュカ化粧品の原料には、自社薬草園の他、世界各地のバイオダイナミック農場やデメター農園で栽培された植物や野生の中から、厳選された最良質の素材を用いています。
どうして合成保存料を使わなくても常温保存ができるのでしょうか?考えてみればとても不思議なことです。
その秘密は、薬草を収穫した後の製造プロセスに隠されています。
「自然の中では生きた存在の植物が、人の手で摘み取られ、自然の繋がりを断たれると、すぐに死んだ物質になってしまう。
それを防ぐにはどうしたらよいのだろう?」ハウシュカ博士はその答えを探し続けました。
そして様々な試みの末、収穫後の植物に、人の手で再び自然界のリズムにふれる機会を与えることを考えつきました。
自然界には多種多様なリズムが存在しています。
たとえば季節の移ろいや1日の中での変化、血液の脈動や呼吸など…。
そしてこれらの中には、基本的に次の3つの相対するものが存在しています。
ヴァラ社のリズム製法の基盤になっているのも、これらの両極を含んだリズムです。
その製法を簡単に説明しましょう。
日の出前に人の手でていねいに摘み取られた植物は、すぐに加工室へ運ばれ、新鮮なうちに手作業で細かく刻まれます。
それらは蒸留水に浸けられ、そのまま静かで暖かく、暗い部屋に保管されます。
その日の夕刻から7日間に渡るリズムプロセスが始まります。
静・暖・暗の場所に寝かされている状態から、日の出と日の入りの時刻だけ、太陽の光に当てるために外へ運び出す作業(動・冷・明)が繰り返されます。
この7日間が過ぎると、茎や葉脈は濾過され燃やされます。
そしてその灰が、元の液体に加えられます。これらのプロセスを経た後、さらに四季が巡る間(1年間)、蔵で熟成を待ちます。
このようにヴァラ社の植物エッセンスは、愛情と手間をかけて作られています。
世界に類をみない高品質は、この特別な製造プロセスに支えられているといえるでしょう。
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